レズビアンと一口にいっても、表現したい自分の姿や性的指向は人それぞれ異なりますよね。
- 男性的に見せたい人
- 女性的に見せたい人
のように人によってさまざま。
そのため、初心者の方からみたら
とても複雑そう・・・
と思われる方も少なくないはずです。
そこで本記事では、世の中にはどんなレズビアンがいるのか?という基礎の部分を徹底的に解説しています。
まずはレズビアンにはどんなタイプがいるのか?この記事を読んで理解してみましょう!
基本的なことを押さえたうえで、
あなたはどのカテゴリーに属するのか?をぜひ考えて、今後のビアンの恋活に生かしてみてくださいね。
基礎を学んでおくことで、あなた好みのパートナーも見つけやすくなるはずです。
フェムやボイは「容姿」を指す
まずはレズビアンの「容姿」を表す基本の言葉を見ていきましょう。
大きく分けて、レズビアンの容姿の表現は、
・フェム
・ボイ
・中性
に分けられます。
それぞれの容姿の言葉について、詳しく意味をご紹介していきます。
ただ、はっきりとこの3種類に分けることが難しい場合もあるので、あくまでも参考として読んでみてください。
フェムについて
まずは「フェム」です。
フェムは「女性らしいファッションやメイクを好むレズビアン女性」のことです。
アンケート結果から、レズビアン人口のうちの60%くらいがフェムという結果でした。
レズビアン・バイセクシャル女性に質問です!
あなたの容姿に該当するものはどれですか?— ユーキ ハル@Bian's Me (@yuki_hal_) May 7, 2020
ノンケの女性のように、フェミニン女性が好むレディースファッションを着こなすのが特徴。
ただ、スカートを好まずパンツスタイルのフェムもいますし、ロングヘアーではなくショートカットのフェムもいます。
様々なスタイルのフェムがいることを知っておきましょう。
感覚として、お姉さん系のフェムが好まれる傾向にありますね
見た目はノンケの女性と変わらないので、ぱっと見では見分けがつかないかもしれません。
ボイについて
次に「ボイ」です。
ボイとはボーイッシュの略で「男性的ファッションを好むレズビアン女性」のことを指します。
ボイの女性の特徴としては、
- メイクをしない
- スカートは履かない、基本的にズボン
- メンズの洋服を着用
などが挙げられます。
レズビアン人口のうちの20%程度がボイだと言われていて、フェムと比べると少ない印象。
フェムの需要に比べるとボイ需要は劣りますが、「ボイ好き」なレズビアン女性も中にはいます。
ドキッとするほどイケメンなボイも結構いたりします!
なお、ボイだからといって男性っぽい性格であるとは限らないのがポイントです。
中性について
そして「中性」です。
中性とは「ジェンダーレスな容姿のレズビアン」です。
男性とも女性とも捉えられる「ファッション」の方が多く、オシャレで清潔感がある人が多い印象があります。
レズビアン人口のうちの20%程度が中性と言われていますが、フェムとの線引きがあいまいな為、正確な割合を算出するのは難しいです。
男性、女性などの既存の性にとらわれない人なので、考え方も柔軟な人が多く感じます!
気分や付き合う人によって、ファッションのスタイルががらりと変わる可能性もあります。
容姿をカテゴライズする理由
前述した通り「レズビアン」と言っても、表現したい性だけで様々な見た目に分けられることがわかりました。
では、どうしてわざわざ容姿で3種類のカテゴリーに分けているのでしょうか?
その理由は以下のことが考えられます。
・人によって容姿の好みが異なるから
・同じ容姿の人限定のイベントがあるから
わざわざ容姿のカテゴリーを決めて分けているのには、上記のような理由があると考えられます。
では、それぞれの理由について深く解説いきます。
人によって好みの容姿がある
1つ目の理由としては「人によって好みの容姿があるから」です。
例えば、自分のプロフィールを出会っていないレズビアン女性に伝える時。
「私はフェムです」とか「私はボイ寄りかな?」と表現して伝えた方が、相手はイメージがしやすいですよね。
そのために、敢えて「フェム」や「ボイ」といったカテゴリーが出来ていると考えられます。
ただし、全てのレズビアンが「フェム」「ボイ」「中性」の3つのカテゴリーでハッキリと分けられるわけではないので注意!
中には「カテゴリーに分けられることを嫌うビアン」もいるので、あまり決めつけない方がいいかも?
容姿のことに関しては、「ファッションの好み」程度に捉え、
あまりガチガチに決めつけてしまわない方がお互い楽しく過ごせます。
同じ容姿限定のイベントなどもある
2つ目の理由としては「同じ容姿限定でイベントが開催されたりするから」です。
実はレズビアンのイベントでは「フェム限定オフ会」「ボイ、中性限定オフ会」などの容姿を限定したイベントが開催されることが珍しくありません。
容姿でざっくりとカテゴリー分けしておくと、こういった限定イベントを開催する時にとてもスムーズです。
各イベントに集まってくる女性のタイプや価値感も近いことが多いため、交流がしやすいというメリットも挙げられます。
イベントでは、恋愛パートナーとして仲良くなるだけじゃなくて、同性のお友達という繋がりが出来ることも魅力です!
全国各地でイベントは随時開催されているので、気にあるイベントがあれば参加してみましょう。
容姿と性役割はイコールではない
最後に一つだけ「注意点」をご紹介しておきます。
ここまでレズビアンがファッションなどで、自分の性を表現するカテゴリーを見てきました。
しかし、実はここにちょっとした落とし穴があります。
自分の表現している性と、実際の性役割が必ずも一致しているとは限りません。
つまり、ボイの女性だからといって「タチ専門」という事はないですし、フェムの女性だから「ネコ」だということもないというわけです。
実際に交流を深めていけば、相手がどんな性役割なのかが段々と分かってくるはずですが、
ボイなのに「ネコ」の女性も沢山いますし、フェムなのに「タチ」の女性も沢山います。
さらには、出会うパートナーによってタチとネコを使い分ける女性もいますし、その日の気分によってタチとネコが変わってしまう女性も多いです。
めちゃくちゃイケメンのボイだったのに、仲良くなって親密な関係に発展するとネコだったなんて話はよくある話。
なので、自分の気になるパートナーができたとしても、容姿だけで決めつけないことをおすすめします。
自分の価値感だけを押し付けすぎてしまうと、相手に嫌われてしまうこともあるので、ゆっくりと時間をかけて相手の事を知っていきましょう。
なりたい自分になろう
というわけで、今回はレズビアンの基礎「ボイやフェムの意味」について詳しく解説してきました。
レズビアンと一口に言っても、様々な価値観の女性がいることがお分かりいただけたなら幸いです。
従来の「男性っぽい」「女性っぽい」という枠内に当てはめない自由な性表現をしていくのが、うまく付き合っていく秘訣!
最後にポイントをまとめると以下です。
・レズビアンだからこの容姿でいなければならないというわけではない
・自分を好きになれる容姿で生きることが幸せの1歩
大切なのは、「自分らしく生きて幸せになること」です。
既存の枠組みにとらわれない性表現をすることで、より楽しい人生になるはずです!
ここまで読んでみて、あなたが「ビアンの生き方や恋愛について、もっともっと知りたい!」と思われたのであれば、
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